ひざかけ贈呈

ひざかけ贈呈とカンパ贈呈式

 毎年恒例のコープやまぐちさんからの膝掛け贈呈とカンパ金の贈呈式を行いました。

 今年も、山口はもちろんのこと、岩国や周東、周南・宇部でそれぞれ活動をしている組合員さんとキッズピースサポーター(組合員の親とともに平和活動に参加している子供達)併せて、30人の皆さんに起こしいただきました。

 膝掛けの贈呈は、1986年(昭和61年)から続いており今年で28回目となります。

コープやまぐちの組合員さんが、組合員活動のひとつとして、被爆者の皆さんに少しでも暖かい冬を過ごしてほしいという想いで、1年かけて編んだひざ掛け等を、ゆだ苑に届けてくれています。

 今年は、膝掛けだけでなく、お手玉やキラキラ輝く飾りもありました。

 いただいた膝掛けは、県内の被爆者の会の皆さんや、休日巡回健診・休日健康診断に来ていただいた被爆者および被爆二世の皆さんにお配りしています。

 なお、ゆだ苑へ来苑された際にも、ご希望の被爆者の方にはお配りいたしますので、どうぞお気軽にお声かけください。

ゆだ苑展示物等の資料説明・学習交流会

 贈呈式が終わり休憩後、自治労会館1階のロビーに常設しているゆだ苑の原爆資料展示室において、展示物等の説明を行いました。

 広島の原爆資料館ほど立派で大きくはないけれども、広島で被爆した被爆物や被爆者の方が描かれた絵画、被爆直後の悲惨な街の写真(アルバム)、原爆パネル等貴重な資料が展示してあります。

 広島の原爆資料館にはない、山口県の病院に収容された軍人カルテ等も所有してあり、年に数人広島から遺族の方が訪れ、亡き家族の足取りを追って来られます。

 皆さまもぜひ一度ゆだ苑へ足を運んで、原爆の悲惨さ等を実感してください。

 

 資料説明の後、被爆者の方のお話をほんの少しだけ聞き、交流会が終わりました。

 山口にも平和活動をされている任意団体・サークルなどたくさんあります。

 ぜひ、被爆者の方の話を直接聞き、被爆者の方の想い知っていただけたらと願っています。